台湾と日本を行き来する中で、ここ数年よく利用しているのが「スターラックス航空（STARLUX Airlines）」です。
今回は、成田国際空港から台湾・桃園国際空港までのフライトに実際に搭乗し、座席の快適さや機内食、サービスの質などを詳しくレビューします。
これからスターラックス航空の利用を検討している方や、他のLCC・フルサービスキャリアとの違いが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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スターラックス航空とは？基本情報と特徴を紹介
スターラックス航空は、台湾発の新進気鋭の航空会社で、2018年に設立され、2020年に運航を開始しました。台北を拠点に、アジア各地やアメリカ西海岸への路線を展開しており、「空のラグジュアリーホテル」をコンセプトにした高品質なサービスで注目を集めています。
機材はすべてエアバス社製の最新鋭機を採用しており、特にキャビンのデザインや座席の快適性にはこだわりが感じられます。エコノミーでも座席間隔が広めに取られており、機内エンタメや照明演出など、細部にわたって洗練された空間づくりがなされています。
台湾の伝統と現代の美意識を融合させたサービス内容や、こだわりの機内食など、他の航空会社とは一線を画すプレミアム感が、スターラックス航空の大きな魅力です。
スターラックス航空の搭乗手続き・チェックインの流れ
スターラックス航空の搭乗手続きは、他の一般的な航空会社と大きな違いはありません。空港には、国際線の基本に沿って出発の2時間半前を目安に到着するようにしましょう。
チェックインカウンターでは、パスポートを提示するだけで手続き可能です。特に難しい流れはなく、初めての方でもスムーズに対応できます。
ただし、近年スターラックス航空ではオンラインチェックインを強く推奨しており、実際に私が利用した際には、空港のカウンターの列に並ぶ前で、オンラインチェックインを求められました。
また、オンラインチェックインの具体的な手順やスーツケースの預け入れに関する注意点については、以下のリンクも併せてご確認ください。
スターラックス航空エコノミークラスの座席・機内エンタメをレビュー
こちらがスターラックス航空のエコノミークラスの座席です。
実際に座ってみると、以前よく利用していたJALのエコノミークラスと比較して、わずかに座席間隔が広く感じられました。足元にもある程度ゆとりがあり、短距離のフライトであれば快適に過ごせる空間です。
座席前方には高解像度の個人モニターが設置されており、画面サイズも十分。タッチ操作の反応も良く、使い勝手にストレスは感じませんでした。コンテンツは日本語対応の映画やアニメも揃っており、日本発着便でも飽きずに楽しめるラインナップとなっています。
音声は、座席に備え付けのイヤホンのほか、Bluetoothイヤホンも使用可能。私は毎回、機内提供のイヤホンを使っていますが、音質もクリアで問題なく利用できます。
また、窓側の座席を希望する場合は、事前に座席指定を行っておくのがおすすめです。当日だと空いていないこともあるため、快適なフライトを望む方は早めの手続きを心がけましょう。
スターラックス航空の機内食をレビュー｜メニューやドリンクの内容は？
スターラックス航空を私が繰り返し利用するようになった最大の理由、それが機内食のクオリティの高さです。
他の航空会社と比べても、明らかに一段上の機内食が楽しめるのがスターラックス航空の魅力のひとつ。この日のメインは「鮭の炊き込みご飯」。ふっくらとしたご飯に鮭の旨みがしっかりと染み込んでおり、機内食とは思えない美味しさでした。
セットのデザートにはプリンが提供されましたが、これもレベルが高く、最後まで飽きずに楽しめる内容です。
また、モニターから機内食メニューの内容を事前に確認できる機能も便利。事前に料理の内容を把握できるので、機内での楽しみがより一層広がります。
ドリンクは、ソフトドリンクからアルコールまで幅広く用意されています。私はお酒を飲まないので注文したことはありませんが、スターラックス航空オリジナルのカクテルが好評のようなので、お酒好きの方はぜひ試してみてください。
スターラックス航空の楽しみの一つは、搭乗日によって機内食のメニューが変わること。ここでは、別日に同じ便で搭乗した際の機内食を一部ご紹介します。
上の画像は、坦々うどん。
こちらはパエリアです。
これまでに10回以上搭乗していますが、毎回異なるメニューが提供されるため、何度乗っても新鮮な楽しみがあります。
まとめ：スターラックス航空の乗る価値あり
スターラックス航空は、座席の快適さや機内食のクオリティ、サービスの丁寧さなど、どれを取っても満足度の高い航空会社です。
まだ利用したことがない方は、ぜひ一度スターラックス航空を体験してみてください。空の旅がもっと楽しく、心地よいものになるはずです。
