ミシュランビブグルマンにも選出された、台北市内の有名店「劉山東牛肉麺」に行ってきました。このお店は、地元の人々だけでなく観光客にも人気があり、台湾牛肉麺の名店として広く知られています。
今回の記事では、この「劉山東牛肉麺」の名物である牛肉麺について、実際に食べた感想を交えながらレビューします。
劉山東牛肉麺のメニュー・注文方法
こちらが劉山東牛肉麺のメニューです。この中で最もポピュラーで、お店の看板メニューとも言えるのが「紅焼牛肉麺（紅燒牛肉麵）」です。初めて訪れる方には、この紅焼牛肉麺をぜひ試してみることをおすすめします。
注文は、店内に入る前に何を食べるか聞かれるスタイルです。その際、写真付きのメニューを渡されるので、食べたいものを指させば店員さんに伝わります。言葉に自信がなくても安心して注文できる点が嬉しいポイントです。
このお店は非常に人気があり、お昼時に行くと30分近く待つ場合があります。
時間に余裕を持って訪れるか、ピークを避けて少し早めの時間に行くのがおすすめです。
また、注文方法やメニューについてさらに詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。視覚的な説明で、よりスムーズにお店を楽しむことができます。
※動画内の14分あたりから劉山東牛肉麺が紹介されています。
紅焼牛肉麺のレビュー
こちらが紅焼牛肉麺です。その見た目から、まさに「The 台湾」を感じられる一杯と言えるでしょう。
一目で台湾らしい伝統的な味わいを楽しめる料理だと感じさせてくれます。
麺はこのように非常に太麺です。見た目の存在感は抜群ですが、実際に食べてみると腰はあまりなく、柔らかめの食感でした。
スープは、意外にもあっさりとしていて、とても飲みやすい仕上がりです。脂っこさがなく、最後までスープを楽しむことができるのが特徴的でした。
また、卓上には高菜（酸菜）や生のにんにくが置いてあります。この生のにんにくは、その場で皮を剥き、牛肉麺を食べる前に少しかじってから、そのまま麺をすすります。これは日本ではなかなか見られない独特な食べ方で、台湾ならではの文化を感じることができます。
文化体験としては興味深く、価値のある試みだと思いますが、私個人の感想としては「なくても良いかな」という印象でした。にんにくの風味を直接楽しめるのはユニークですが、好みや気分によって受け取り方が分かれるかもしれません。
劉山東牛肉麺の行き方・アクセス方法
劉山東牛肉麺は、台北駅から徒歩約5分でアクセスできます。地下通路を経由するとより簡単に到着できるのですが、台北駅は非常に広く構造が複雑なため、迷ってしまう可能性があります。そのため、台北駅に着いたら一旦メイン出口から外に出て、Googleマップを利用しながら向かうことをおすすめします。これにより、スムーズにお店へたどり着けるでしょう。
お店の外観は、この写真の通り台湾ローカルな雰囲気が漂う素朴な佇まいです。初めて台湾を訪れる方には少し入りづらく感じるかもしれませんが、その分本場の文化を体験する良い機会です。ぜひ思い切って足を運んでみてください！
